目次
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ゴール
本記事ではWordPress.ORGからダウンロードしたWordPressファイルを外部公開のサーバにアップロードし、下の画像の様にWordPressにログインできることを目指します。
必要なもの
必要なもの | 価格(円) | ||
---|---|---|---|
1 | PC | ピンキリ | |
備考 | インターネット接続可能なこと | ||
2 | サーバのアカウント | サーバ依存 | |
備考 | サーバのホスト名,FTPサーバへのユーザ名/パスワード | ||
3 | MySQLアカウント | サーバ依存 | |
備考 | データベース名,データベースのユーザ名,データベースのパスワード,データベースのホスト,データベースの接頭辞が必要 | ||
4 | FTPクライアントソフト | フリーあり | |
備考 | FileZilla,WinSCPなど |
手順
データベースの準備
データベースの必要な情報
データベースとして必要な情報は下記の5つです。
- データベース名
- データベースのユーザ名
- データベースのパスワード
- データベースのホスト
- データベースの接頭辞
これらの情報は利用するレンタルサーバで用意されているデータベース登録ページにて設定できると思います。
この中で、特に変更していないのならデータベースのホストは”localhost”、データベースの接頭辞は”wp_”で大丈夫なはずです。
私は友人のサーバを使っており、友人にお願いしてSQLデータベースアカウントをつくってもらったため、申し訳ありませんが参考例を出すことができません。
しかし、レンタルサーバで有名なものとしてエックスサーバ、ロリポップ、さくらのレンタルサーバーのレンタルサーバに対して、データベースの設定方法が乗っているURLを次の章でまとめておきます。
レンタルサーバごとのデータベース設定方法まとめ
レンタルサーバ名 | データベース設定方法URL | |
---|---|---|
1 | エックスサーバ | MySQLの設定 | レンタルサーバー【エックスサーバー】 |
2 | ロリポップ | ロリポップ!にMySQLデータベースを追加する方法 |
3 | さくらのレンタルサーバー | さくらのレンタルサーバにWordPressをインストール |
サーバにWordPressファイルをアップロード
FTPクライアントはフリーなものがたくさんありますが、本記事ではFileZillaを使って説明します。
FTPクライアントの詳しい使い方は以下の記事を参考にしてください。
→FileZillaの使い方(サイト作成中)
→WinSCPの使い方(サイト作成中)
サーバにFTP接続する
下の画像の赤枠部分にホスト、ユーザ名、パスワード、ポートを入力し、”クイック接続”をクリックします。
項目 | 入力内容 | |
---|---|---|
1 | ホスト | サーバのURL |
2 | ユーザ名 | サーバのアカウント名 |
3 | パスワード | サーバのアカウントに紐づいたパスワード |
4 | ポート | FTP:21,SFTP:22,独自ポートなど |
下の画像の様に”ログインしました。”とでたらFTP接続完了です。
WordPressの構成ファイルをサーバにアップロードする
まずはFTP接続先にWordPress構成ファイルを格納するフォルダを作成します。
FTP接続先でフォルダを作成するには下の画像の様にFTP接続先のフォルダ上で右クリックをして、”ディレクトリを作成”を選択します。
すると、ディレクトリを作成のWindowが開くので、ディレクトリ名をしていして”OK”をクリックします。
下の画像はblog2というディレクトリを作成しています。
次に上で作成したディレクトリにアクセスします。
また、FileZilla画面左側のローカルフォルダでWordPressの構成ファイルが格納されているディレクトリに移動します。
下の画像では\Desctopの下の\wordpress-4.7.2\wordpress-4.7.2-ja\wordpress\ディレクトリにWordPressの構成ファイルを格納しています。
※WordPressの構成ファイルがダウンロードできていない場合は、下記の記事を参考にしてください。
→WordPressのダウンロード方法
※一番上にある”..”というファイルをクリックすると、1つ上のディレクトリに移動することができます。
FileZilla画面左側のローカルフォルダからFTP接続先のディレクトリに対してドラック$ドロップを行うと、FTP転送が自動で開始されます。
FTP転送が完了すると、FileZilla画面右側のFTP接続先のディレクトリにWordPressの構成ファイルがアップロードされます。
WordPressをインストール
ブラウザでWordPressにアクセス
ブラウザを開き、検索フォームに下記のURLを入力します。
サーバのURL/先ほどFTP接続先に作成したディレクトリ/
このサイトのURLもWordPressで作成しており、下記のようなURLとなります。
http://kumitaserver.dip.jp/shiguregaki/blog/
“http://kumitaserver.dip.jp/shiguregaki/”がサーバのURL
“blog”がFTPクライアントで作成したディレクトリ名となります。
正しくアクセスできれば、下の画像の様にWordPressのデータベース情報登録画面が開くはずです。
WordPressにデータベース情報を登録
ブラウザでWordPressにアクセスすると初回時には下の画像の様にデータベースの登録画面が開きます。
“さあ、始めましょう!”をクリックします。
すると、データベースの登録画面が開くので、”データベースの準備”の章で準備した
- データベース名
- データベースのユーザ名
- データベースのパスワード
- データベースのホスト
- データベースの接頭辞
正しくデータベースが登録できると、下の画像のようなWordPressのインストール画面が表示されます。
WordPressのインストール
インストール画面の必要情報に情報を入力していきます。
必要情報の内容は簡単にまとめておきます。
5検索エンジンでの表示ここをチェックすると検索エンジンで検索しても検索結果に表示されなくなります。ただし、URL自体は有効なので、URLを直打ちされるとWebサイトにアクセスできてしまいますので注意してください。
項目 | 内容 | |
---|---|---|
1 | サイトのタイトル | その名の通り、Webサイトのタイトルです。サイトの顔みたいなものなので、簡潔にわかりやすいものがいいと思います。 |
2 | ユーザ名 | WordPressにログインするときに使用する名前です。 |
3 | パスワード | WordPressにログインするときに使用するパスワードです。画面にも記載がありますが、パスワードはきちんと保管しておきましょう。 |
4 | メールアドレス | サーバがメールサーバ搭載ならそれを使ってもよいし、Googleで新しいアカウントつくってGメールアドレスを入手するのでも問題ないと思います。 |
5 | 検索エンジンでの表示 | ここにチェックを入れると検索エンジンの検索結果に表示されなくなります。ただし、URLを直打ちすればWebサーバへのアクセスはできるので注意が必要です。 |
画面にも記載がありますが、後からでも変更できるのであまり気張らず登録してしまいましょう。
必要事項が記入できたら、”WordPressをインストール”をクリックします。
インストールが成功すれば下の画像のようなログインページが表示されるはずです。
WordPressにログイン
WordPressにログインするためにはインストール時に登録したユーザ名(またはメールアドレス)とパスワードを入力します。
(ログイン状態を保持したい場合は、チェックボックスにチェックを入れておきましょう。)
ログインが成功すればWordPressのダッシュボードが開くはずです。
下の画像のような画面が表示されれば、WordPressのインストールは完了となります。