LinuxをWindows上で動かすためにVMwareを利用して仮想Linux環境を構築しました。
本記事ではその方法をまとめます。
※以下手順ではLinuxとしてubuntu Serverを利用しています。適用するISOファイルを変えれば以下手順で同様に仮想Linux環境が構築できるはずです。
目次
目次
やりたいこと
本記事ではWindows上でWindowsやLinuxなどのOSを仮想的に実行できる仮想マシンソフト「VMware Player」を使って、UbuntuをWindows上で起動させることを目指します。
事前準備
1.VMwareをインストールする
インストールがまだでしたら、仮想マシンソフト「VMware Player」のインストール方法を参考にしてインストールしてください。
手順概要
手順1.ubuntuのisoファイルをダウンロードする
Ubuntuインストーラとして、ISOファイルをダウンロードします。
日本のサイトはDesktopしかインストーラがなかったため、本家からダウンロードします。
ubuntuのURLにアクセスする
『Download xx.xx now』をクリックする
『Ubuntu Server』をクリックする
『Download』をクリックする
LTS版の方がサポート期間が長いので、LTS(Long Term Support)を選択します。
ダウンロード先を指定する
ダウンロード先は後で参照するので、分かりやすいところ(例えばデスクトップなど)に保存してください。
手順2.VMwareにubuntuをインストールする
VMwareにubuntuをインストールします。
VMwareに簡易インストール機能があり、初期設定として幾つか設定値を入力するだけで自動でインストールが完了して非常に便利です。
VMwareを起動する
or
1.すべてのプログラム内の「Vmware Workstation * Player」をクリックします。
『新規仮想マシンの作成』をクリックする
インストーラをisoファイルに選択する
2.『参照』をクリックします。
isoファイルを選択する
2.『開く』をクリックします。
簡易インストール可能かを確認し、『次へ』をクリックする
2.『次へ』をクリックします。
簡易インストール情報の設定
ubuntuにログインするときに使用するので、メモをしておいてください。
2.『次へ』をクリックします。
仮想マシン情報の設定
特にこだわりがなければ変更しなくてよいと思います。
2.『次へ』をクリックします。
ディスク容量の設定
特にこだわりがなければ変更しなくてよいと思います。
2.『次へ』をクリックします。
ハードウェアのカスタマイズの設定
特にこだわりがなければ変更しなくてよいと思います。
2.『次へ』をクリックします。
ソフトウェアの更新ウィンドウが出たら、『ダウンロードしてインストール』をクリックする
自動でubuntuがインストールされる
2.『login:』が表示されるまで待ちます。
※ここで「MKSに接続できません:ソケットの接続試行が多すぎます。中止します。」というエラーが出た場合はVmwareの「MKSに接続できません:ソケットの接続試行が多すぎます。中止します。」エラーを解消したい!!!の記事で対処法をまとめたのでそちらを参照してください。
ubuntuにログインする
2.コマンド待ち受け状態になっているはずです。
手順3.VMwareでubuntuを起動する
これでインストールできたので、このまま使用することができますが、一応確認もかねて、再度VMwareの起動から確認してみます。
Vmwareを閉じる
『パワーオフ』をクリック
VMwareを起動し、仮想マシンを選択する
2.仮想マシンの名前で設定した仮想マシン名を選択します。
『仮想マシンの再生』をクリックする
ubuntuにログインする
2.仮想Linux環境にアクセスできるはずです。
まとめ
本記事ではLinuxをWindows上で動かすためにVMwareを利用して仮想Linux環境を構築する方法をまとめました。
Linuxの勉強したいけど、WindowsのPCしかなくて使えないなどちょっとLinuxを使いたい場合に有効だと思います。
本記事がご参考になれば幸いです。
以上!!!